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TimShore
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症例事例

【子宮筋腫の術後から腰痛が酷くなった】

2017.01.18

相談者 Aさん/40代/女性

【症状】

・ 筋腫を患う以前からの腰痛がより強く痛むようになった。

・ 特に最近、首の痛みが酷くなった。

・ 肩こりも強く、肩甲骨、背中と重く痛み辛くなる。

 

 

【検査】

・ 姿勢のチェック
・ 可動域・痛みの確認

【施術】

・ 骨盤、腰椎の矯正

・ 頚椎の矯正

・ 胸椎の矯正

・ 股関節、梨状筋のストレッチ

・ 肩、首の周辺のストレッチ及び、筋の緩和操作

・ 肋骨のモビリゼーション

【コメント-大久保】

身体から8キロの筋腫が出てきたそうです。術後はかなりの痛みを伴ったようで寝返りもまともにうてないくらいだったそうです。

婦人科系の症状は落ち着いたものの、以前と身体のバランスが大きく変わった為か

腰の痛みの種類が変わり、別の意味で腰の痛みに苦しめられるようになったそうです。

最近は首、肩も辛くなり、これは仕事どころではないなと思い立ち来院されました。

 

姿勢を診ていったところ、首は前傾、肩は内巻き、背中は丸いが腰は大きく前湾しており猫背であり、反り腰でもある状態です。

動かすことで出る痛みはあまりないものの、可動域を大きく制限されている部分が多く見受けられました。

 

うつ伏せの時、骨盤はかなり前傾し仙骨も同様に前傾、若干右に回旋気味の状態で、上半身もそこに引きづられるように腰椎は反りがきつく、左側が高く、右側へ回旋していっている状態です。

背部、肋骨の動きがかなり固く肺が大きく開きにくいんじゃあないのかという見立てで聞いてみたところ、息はあまり深く吸えないようでした。

 

肩の内巻きは特に身体の前面、胸の筋肉が固く収縮しているため真ん中に引き寄せられてしまっています。それによって内巻き、いわゆる猫背になっていっています。

胸や肩の筋肉の緊張はそのまま首にも伝わってゆきます。

そして、頭の位置がかなり前方にあるので頭の重さが頚椎の七番あたりにかかってゆき、背面の筋肉の緊張をかなり高めていってしまっています。

 

以上のことから首から上の筋肉の緊張がかなり強く、そして血行不良を引き起こしている部分が多数あることが分かりました。

 

施術は、筋肉の緊張を緩和するためにストレッチ、緩和操作を行います。

呼吸を楽にするために肺を広げるよう肋骨モビリゼーションを行い、背面の筋肉を緩和します。

腰と臀部の緊張は特に強かったため、当院で使っているゼロプロマッサーという電動の機械を用いて緩和させます。

 

施術後は、気にされていた首、肩の緊張がほぐれ、腰の痛みも軽減されていました。

 

現状、かなり反っている腰をハイヒールを日常で履かれるので、より反りやすくしてしまっていること。

腹筋を意識し身体の軸を意識することでのけ反らないよう働きかけてあげると、腰への負担も軽減されると思います。

あとはおそらく呼吸が浅いため、深呼吸を意識すること。

 

以上のことを気をつけてあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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