【寝ても覚めても腰が痛い】
2015.08.21
相談者 | Tさん/男性/50代 |
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【症状】
・ 朝起きてから昼過ぎ頃まで立って歩いていると腰が痛くなる。
・ 夕方からは痛みが無くなる。寝て起きると元に戻る。
・ あお向けで普段寝ていて、その状態だと腰が痛くなる。
・ 座位は平気。
・ 肩や首は普段から痛く、車での安全確認時振り向く動作で首に痛みが出る。
【検査】
・ 姿勢のチェック
・ 可動域・痛みの確認
【施術】
・ 頚椎の矯正
・ 胸椎の矯正
・ 骨盤の矯正
・ 肩甲骨付近の筋の緩和操作、ストレッチ
・ 股関節、梨状筋のストレッチ
【コメント-大久保】
最近仕事が変わって、以前より更にデスクワークが多くなり、数時間はずっと同じ姿勢でいることが多くなった様です。
検査では、首の前傾が強く、左肩が内側に入っており、右肩は下がっています。
腰椎の湾曲が少なく、仙骨も後傾しています。
腰の痛みは日によってまちまちで、今日はそれほど痛くないようです。ケンプテストで右腰の違和感が増悪します。
施術は、上半身は首の付け根から肩、肩甲骨の下辺りまでとても緊張が強いのでゆっくりとソフトに緩和していき、肩、肩甲骨のストレッチ。
下半身は主に腰の筋肉の緊張の緩和操作、梨状筋、股関節のストレッチをしていきました。
施術後、肩の動きがかなり動かしやすくなったと喜ばれました。腰も検査で出ていた違和感がなくなっていました。
筋肉はかなり少ないように感じました。
身体の中心、コアが強化されることで腰の痛みや姿勢が改善していけば身体の疲れなども感じにくくなっていくように思います。
3回目位から少しずつ変化が出てきました。
腰の疲れや痛みは依然あるものの、その度合いがそこまで辛いと感じなくなってきているそうです。
4回目から腹筋の指導をしていきました。
トレーニングによる痛みは特に出ておらず順調にトレーニングできているようです。
5回目で通勤のとき立っていてもそんなに辛く感じなくなったとおっしゃっていました。
7回目で肩の矯正をしたところ、今まで腕を真上に上げると激痛が出ていたのに、痛みは軽減し、可動域が増加しました。
徐々に改善されてきたように思います。
筋肉は身体を支える上でとても重要な位置を占めています。
身体を動かす事で今まで使っていなかった筋肉が目覚めていき、身体を支えるのを手伝ってくれるようになっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。