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症例事例

酸欠ですねと診断されました

2020.11.22

相談者 Sさん/50代/男性

【主訴】

 

・全身がとてもだるく、咳も出るのでいよいよ新型コロナになってしまったかと病院に行ったところ、コロナではありませんでした。

 

・視界によくわからないものが映るようになり、心配で脳神経外科に行って「酸欠」だといわれました。

原因は不明で、ストレスじゃない?と言われました。

 

【問診・検査】

酸欠といわれて呼吸をしていないかといわれるとそんなことはなく、「一応」呼吸はしています。

ただ、ちゃんと吸って吐けているかは疑問があります。

通常であれば吸った酸素が肺でガス交換が行われて酸素を赤血球が運ぶようになっています。

 

呼吸がとても浅くなってしまっています。深く吸えない、吸えていないから長くも吐けない。

ハッハッハッハッと上ずったような短い呼吸が多く目立ちます。その反射で咳が出てしまっているようです。

 

肺を覆っている肋骨やその周辺の筋肉が固く縮こまってしまっていると、呼吸をしたときに肺が膨らめない状態になってしまいます。

深く息を吸えなくなってしまい、でも苦しいから頑張って息を吸うので呼吸が短く浅いものになってしまっているのですね。

 

【施術内容】

 

肺を広げるために必要な筋肉を動くように調整をしてゆきます。

首、肩、胸、背中の筋肉を緩め、ストレッチをします。

お腹の方の横隔膜もかなり固まっています。深呼吸を意識的にして拡張してゆきます。

 

【施術後のコメント】

呼吸が浅くなる原因のひとつに、「ストレス」は関係しています。間違いではありません。

お医者さんに、「ストレスが無くなれば治るよ」と言われたそうですが、そんなに簡単に消えるなら治ってるよと憤慨しておりました。

お仕事が忙しく、こもりがちになってしまうこのご時世でストレスも発散しにくい環境になってしまっていますね。

 

ストレスがかかると交感神経を刺激して呼吸が浅くなります。これが長時間続いてしまうことが問題なのですね。

そして全身が緊張しやすくなるので固まりやすく、血行不良も起きてしまいます。

赤血球が酸素を運んでいるのに、肝心の血液の流れが悪くなってしまっては酸素がいきわたらず、いたるところが「酸欠」になってしまいます。

 

筋肉が「酸欠」になると単純に疲れやすくなります。それによって全身がだるく感じていたのでしょう。

眼にも栄養や酸素はとても必要です。「酸欠」になると機能が低下し、見えにくくなったり、良く分からないものが映ったり

明度が下がって真っ暗になったりもするそうです。

 

酸素はとても大事です。でも運ぶことが難しくなってしまう身体の環境になっている場合もあります。

施術によってストレスの緩和、筋肉の緊張をほぐす、身体の機能を正常にしていくことが生活の質をより良いものにしていくと思っています。

 

お悩みの方はご相談ください。

 

大久保

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