症例事例 | カイロプラクティック、整体を中心に加圧トレーニングや肩こり・腰痛などのお悩みは平塚の当院にお気軽にご相談ください。

部活中、背筋を伸ばし続ける所為か、腰が痛くなる。

【問診・検査】

チアダンスを部活動でされているそうです。姿勢はほぼ常に身体を反らせて「背筋を伸ばす」姿勢になっています。

部活から帰ってくると身体が疲れ切っているのか、とても姿勢が丸くなってしまいます。

スマホを見ているときや、授業中の姿勢は少々丸くなっているそうですが、気づいたら頑張って「背筋を伸ばして」いるそうです。

「背筋を伸ばす」ことで身体が丸まらないように気を付けているが、最近では伸ばすことで腰が痛くなってしまう様です。

【施術内容】

背筋がとても固く収縮しています、縮んでしまっているところを緩めます。

下半身の関節や筋肉も固く、柔軟性が減少しています。そういった部分をストレッチしていきます。

【施術後のコメント】

今回はダンスの姿勢ということで、競技中の姿勢維持が困難になる。といった状況です。

競技前にストレッチを入念にされるようなので、伸ばした後の可動域はとても広くなっています。

ですが、ストレッチする前の筋肉は違いました。太ももの前の部分が固く縮こまっています。

「背筋を伸ばす」ことで太ももの前の筋肉は引き伸ばされる状態になります。

固く縮んだ状態のふとももの筋肉を、とても頑張って「背筋を伸ばす」ことで腰部の筋肉が疲れてしまいます。

これが今回の腰痛の原因ですね。

腰を反っても太ももの伸びしろさえ十分であれば痛みは最小限に抑えられると思われます。

施術後確認したところ痛みは無くなっており、喜んでいました。

よく耳に覚えがある「背筋を伸ばす」という言葉ですが、この姿勢、別に背中は伸びてはいません。むしろ縮んでいます。

胸を張り、腰を反る。この動きは肩甲骨を真ん中に寄せて、腰部の筋肉を縮めて作っています。筋肉的には背中は全然伸びません。

背筋が丸くなっている様を正す、という意味で「背筋を伸ばす」という使われ方の様です。

お悩みの方はご相談ください。

大久保