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症例事例

筋力が低下したのか腰が痛くなったので筋トレをしようと思いました

2020.11.11

相談者 Mさん/70代/男性

【主訴】

 

開腹手術を受けた後、とても腹筋の衰えを感じました。

最近腰も痛くなってしまい筋トレをして強化していきたい。

 

【問診・検査】

姿勢をチェックした時に気づいたところは、真っすぐ立てないことでした。

背筋は丸くなり頭が前に、腰も丸く、膝が曲がる。前屈はできるが腰はまったく反れません。

しゃがむと後ろに倒れる。一度地べたに座ると手すりがないと立ち上がれない。

 

筋肉は加齢とともに衰えてしまいます。手術の前後で使えなくなって衰えたのもあると思います。

 


【施術内容】

筋トレをしたいのはやまやまですが、身体を全く支えられないのは危険と思い、可動域の確保を最優先にしました。

 

筋肉を使えるように伸びしろをつけていきます。

そこから少しずつ体幹トレーニングをしていきます。

 

筋トレをするには腹筋以外の問題がたくさんありました。

身体を支えるための筋肉が縮まりすぎて身体を常に丸くしてしまっています。

1週間ほど2日に1回ペースでじっくりとストレッチをしていき、動きを確認しました。

 

【施術後のコメント】

じっくりストレッチをした結果、姿勢が見た目丸い姿勢から真っすぐになり腰痛が軽くなったと喜ばれました。

太ももの前の筋肉と股関節を曲げる筋肉が短くなるとこんなにも腰が丸くなってしまうものなのかと驚きました。

姿勢が整ったことで筋トレをすることができ、立ち上がるまでに長い時間がかかっていたところがすぐに立てるようになりました。

 

お年を召していても、ストレッチをしたら少しずつ筋肉は伸びてくれますし、筋トレをすれば筋肉はそれに応えて強くなってくれます。

お悩みの方はご相談ください。

 

大久保

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