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【原因の分からない首の痛み】
2016.07.23
相談者 | Kさん/男性/50代 |
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【症状】
・ 首の付け根から肩にかけて鈍い痛みが現れる。
・ そのままでいると頭痛も出てくる。
【検査】
・ 姿勢のチェック
・ 可動域・痛みの確認
【施術】
・ 頚椎の矯正
・ 肩関節の周辺のストレッチ及び、筋の緩和操作
・ 背面の筋肉の緩和操作
【コメント-大久保】
お話を聞いたところ、肩が辛いとのことでほぐしで触ってみるとそれほど固まっていない。
首も辛いのでと、更に上に行くと後頭部に緊張が強くみられました。
首そのものでも肩でも無さそうだと思い、他にもお話を聞いてみたところ、あまり唾液が少ないそうで頻繁にガムを噛んでいるそうです。
顎を触ってみるとかなりの筋肉の緊張がみられました。
おそらく顎の噛み締めすぎ、ガムの噛み過ぎによる顎の筋肉の酷使で、頭痛にまで発展したのかなと推察しました。
顎の矯正、後頭骨の矯正、後頭部のストレッチをすることでかなり痛みを緩和することができました。
後日、ガムの個数を制限するだけでも顎への負担は減り、首や頭の痛みは減っていったそうです。
過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったものです。
良くしようと頑張りすぎると、知らず知らずのうちに身体の限界を超えてしまい、身体を壊してしまいがちです。
今回は見落としてしまいそうな些細なことからヒントが出てきました。
これからもじっくりお話を聞いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。